地元で開催された奥武蔵ウルトラマラソンを走ってみた。この大会は、実は前から走ってみたいと思っていたレースで、願いが叶っていざ出走と相成ったのだ。なおさんはまだ脚のリハビリ中なので、ひろさん一人での参戦です。
コースは埼玉県毛呂山町をスタート・ゴールにして奥武蔵の峠を縦走していく山道で、最大標高差800m、距離78km。100kmのレースに比べて随分短く見えるけれど、アップダウンが厳しいので、体感距離はなかなかのもの。
おまけに当日は朝からピーカンで気温がぐんぐん上がり、最寄りのアメダス(鳩山)では最高気温37℃を記録。走るどころか、日陰で座っているだけで汗が噴き出す猛烈な暑さ。この中で何十kmも走るなんて、ちょっとやそっとの物好きじゃできません。
今回は練習不足で臨んだので、中盤ですでにバテてしまい、かなり辛い展開に。幸い、エイドステーションが3kmおきくらいで設置されていたので、こまめに補給したり休んだりしながら、じわじわ前に進む。何とかゴール手前まで辿り着いたものの、最後は疲労でフラフラ。長い下り坂でダメージを受けた脚の痛みも重なり、涙目状態でゴールイン。どうにかこうにか完走したものの、6月に走ったいわて銀河100kmよりも辛かったです。
恐るべし奥武蔵。でも、来年も走るんだろうな、多分。
ひろさん 記録:10時間53分40秒 昇天!
あまりにダメージが大きくて、家に帰って床に倒れたきり、そのまま気絶。なおさんが用意してくれていたご飯は一口も食べられませんでした(涙)。